始める時期はいつ?
就活が思いやられる…
本記事の内容
今回は「就活の始め方」と「内定までの道のり」について解説します。
あなたは就職のために、何か始めていますか?
きっと、何もしていない方が大半だと思います。
大丈夫です。安心してください。
この記事を読めば、就活の始め方から内定までの道のりがすべてわかります。
自己分析のやり方やガクチカの書き方などついての記事へのリンクも記載してあるので、大船に乗ったつもりでいてください。
では、いってみましょう!
目次(クリックできるよ!)
就活の始め方・内定までの道のり
就活を始めてから内定承諾までの道のりを解説します。
具体的なやり方の関する記事へのリンクも記載しているので、それらもぜひ参考にして、就活を進めてくださいね!
就活全体のスケジューリング
はじめに、就活全体のスケジュールを設定します。
多くの学生は、3回生の春ごろに就活を始めます。
ですが、就活を始めるのは、早ければ早いほどいいです。
今日から始めましょう。
引用元:https://shinsotsu.mynavi-agent.jp/knowhow/article/schedule.html
大体の就活スケジュールはこんな感じです。
ただ、私の経験からすると、このスケジュールだと少しきついと思います。
可能であれば2回生の冬ごろから、余裕をもって就活を始めることをおすすめします。
- 適性試験対策
- 自己分析
- ガクチカ作成
- 業種・業界・職種研究
- 企業研究
- 自己PR・志望動機作成
- 面接対策
できればこれらは、3回生の秋ごろを目途に、ある程度終わらせることを意識しましょう。
※「OB・OG訪問」も就活には役立ちますが、マストではないので本記事では割愛します。
まずはこの記事を最後まで読んでください。
「インターンシップ」は、3回生の夏、冬がメインで行われます。
「自己分析」や「業種・業界・職種研究」、「企業研究」に並行して、興味のある業界・企業のインターンシップに参加してみましょう。
新卒の「エントリー」は一般的に、3回生の3月から始まります。
なぜなら、経団連に所属する企業(主に大手企業や東証一部上場企業)は、3回生の3月から一斉に開始すると暗黙の了解で決まっているからです。
しかし、一部の企業は3回生の冬にエントリーを締め切ってしまう企業もあるので、興味を持った企業については、きちんと調べましょう。
インターンシップへの参加
インターンシップとは、ある一定の期間、興味のある企業などで実際に働いたり、訪問したりする活動のことです。
ここ最近では、多くの企業がインターンシップを実施しています。
インターンシップには、1日や3日のような短期のものと、2週間や1か月のような長期のものがあります。
短期のインターンシップは、会社の説明やディスカッション、ディペートなどのグループワークが多いでしょう。
実際の仕事内容を体験したければ、長期のインターンシップに参加することをおすすめします。
インターンシップが行われる時期は、企業によって異なります。
多くの学生は3回生の夏や冬の長期休みを利用して、長期のインターンシップに行きます。
インターンシップへの参加は義務ではありませんが、早期選考につながる場合もありますし、就活への積極性もアピールできるので、参加した方がいいでしょう。
適性検査対策
適性検査とは、一般教養レベルの学力(主に国語と数学)を測る「能力適性検査」と考え方や行動・価値観などを見る「性格適性検査」の2つで構成されます。
適性検査として有名なのが「SPI」や「玉手箱」などです。
あなたも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
適性検査は、書類選考や一次選考の後に行われることが多く、ここで足切りされる就活生も少なくありません。
就活を始めると同時に対策を開始することをおすすめします。
自己分析
自己分析とは、「自分はどんな人なのか。」「何をしてきたのか。」「長所・短所は何なのか。」「やりたいことは何なのか。」このようなことを考え、自分について分析することです。
自己分析は、「就活の軸を知るため」や「自分を他人に伝えるため」に行います。
具体的には、自分に適した企業や職業を考えたり、ガクチカや自己PRを作成したりするためです。
ガクチカの作成
自己分析をもとに、ガクチカを作成します。
ガクチカとは、「学生時代に力を注いだこと」の略です。
ガクチカは、学業面とその他の最低2つは用意する必要があります。
また、ガクチカを複数用意しておくことで、面接の対策にもなります。
業種・業界・職種研究
働きたい業界や職種について調べることを「〇〇研究」と言います。
その業界・職種の働き方の形態や将来性などを見て、自分に向いている、もしくは、興味のある業界・職種を見つけるために行います。
世の中には数多くの企業があるので、「業種・業界・職種研究」を行い、大枠から絞っていきます。
企業研究(エントリー企業の選定)
働きたい企業について調べることを「企業研究」と言います。
その企業の業態や成長性、安定性などを調べ、あなたに適した理想の企業を見つけ、入社後のミスマッチを防ぐために行います。
企業研究をしなければ、自己PRや志望動機を作成することが難しくなるので、業種・業界・職種研究の後に必ず行いましょう。
自己PR・志望動機を作成
企業研究で、あなたに適した理想の企業を見つけたら、その企業に向けての自己PR・志望動機を書いていきます。
「その企業であなたの強みをどう活かせるのか」を自己PR、「その企業でなければならない理由」を志望動機でアピールします。
面接対策
就活と言えば、誰もがイメージするのが「面接」ですよね。
面接とは、面接官との「対話」によって、あなたの人柄や能力・スキルをアピールする場です。
面接では、質問に対する受け答えはもちろんのこと、あなたの表情や態度、マナーや作法など、様々なポイントをチェックされます。
練習なしの一発合格なんてありえませんので、きちんと対策しておきましょう。
企業説明会・エントリー
3月になると、企業説明会や企業の選考へのエントリーが解禁します。
※ベンチャー企業や一部の企業はもっと早く解禁しています。
選考フローは企業によって様々で、「会社説明会の後にすぐ一次面接がある」なんて企業もあります。
選考フローについては、企業研究でしっかりとチェックしておきましょう。
エントリーする際に必要になってくるのが、エントリーシート(es)です。
エントリーシートには、あなたの名前や学歴・資格、住所などの基本情報や、「ガクチカ・自己PR・志望動機」などのアピールを記入します。
書類選考・試験・面接
エントリーシートを提出したら、いよいよ選考です。
ここであなたの入社する企業が決まります。
選考フローは、「書類選考・(適性検査)」→「一次面接・(適性検査)」→「二次面接」→「最終面接」という順に進むのが一般的です。
「適性検査」は、書類選考や一次面接と同時に行われるケースが多いです。
それぞれ、しっかり対策して挑みましょう。
内定(内々定)の通知
最終選考に合格すると、「内定(内々定)」を通知されます。
内定とは、その企業に採用されることが企業内で決まっていることを指します。
内定の通知とは、その名の通り、内定したことを企業が就活生に通知することを言います。
内々定も、意味合い的には内定とあまり変わりません。
経団連のルールにおいて、内定通知は10月解禁と決まっているため、それ以前に内定を通知することが禁止されています。
そのため、企業は就活生に対して、「内々定」を通知します。
10月より後なら「内定」、10月より前なら「内々定」と理解しておけば大丈夫です。
内定(内々定)の承諾
内定(内々定)を承諾することで、その企業への入社が決まります。
内定(内々定)の通知を受けると、それを承諾するかどうかを決めなければなりません。
承諾には期限が設けられていることがほとんどで、その期限は企業によって様々です。
3日以内に承諾してくれと言う企業もあれば、1週間以内、1か月以内と、長期の承諾期限を設けてくれる企業もあります。
その期限までに内定(内々定)を承諾することで、その企業への入社が決定します。
ただ、注意してほしいことが1つあります。
「内定」は書面で正式に通知され、書面で正式に内定を承諾するのに対して、「内々定」は口頭で通知され、口頭で内定を承諾しますので、入社が正式に決まったわけではないということです。
取り消される可能性があることだけはしっかり把握しておきましょう。
内定承諾後の動き
終活おめでとうございます‼
残りの大学生活をエンジョイしてください!!!
と言いたいところですが、まだ終活ではありません。
やらなければいけないことがあります。
それは、「社会人になる準備」です。
めんどうですが、入社まで気を抜かずに頑張ってください。
企業研究
「え!?またやるの!?」と思われたかもしれませんが、そうです。もう一度やってください。
ここで企業研究を行い、入社の決まった企業に関する知識を徹底的に頭に叩き込んでおきましょう。
これをやっていないと、入社する頃にはすっかり忘れてしまっています。
同期と差をつけたい、差をつけられたくないなら、しっかり調べておきましょう。
新聞を読む
社会人になると、政治や経済の動向、話題のトピックスなど、世の中の出来事に対して日頃から情報収集することが求められます。
これを学生のうちから始めておきましょう。
新聞を読んでいると、管理職や役員の方からかなりの好印象が得られます(私も体験済です)ので、社会人として良いスタートダッシュを切ることができます。
最初は、何を書いているのか、どういう意味なのかさっぱり分からないと思いますが、太字で書いてある見出しに目を通すだけでも良いので、継続することを意識しましょう。
社会人のマナーを学ぶ
おそらく入社直後、社会人マナーについての研修を受けますが、それまでに身に付けておくことをおすすめします。
就活で「ファーストインプレッション」の大切さは身をもって理解されたと思います。
4月1日の入社日当日から、完璧なマナー・作法を披露して、良い印象を植え付けましょう。
必ず卒業する
必ず卒業してください。
卒業できなければ、もちろん内定は取り消されてしまいます。
このような失態は、あなただけでなく、企業にとっても痛手なので、何が何でも必ず卒業してください。
何か新しいことを始める
ここまで入社までにやっておくことをお伝えしましたが、それでもやはり、きちんと大学の単位を取得している方なら、時間はかなり余ります。
社会人になってからは、長期休みはゴールデンウイークやお盆、年末ぐらいなので、実質最後の長期休みです。
残りの大学生活をエンジョイすることはもちろんですが、時間を無駄にしてしまわないように、何か新しいことを始めましょう。
また、内定承諾後はほとんどの企業で、先輩方と親睦を深めるための懇親会が開かれます。
その際に、「最近何していますか?」という質問を必ず投げかけられますので、何か新しいことを始めておくと、先輩方から「積極性があるな」「行動力があるな」と好印象を持ってもらえます。
就活では、多くの就活生と内定を争い競ってきたと思いますが、就活が終わったからといって、それは終わりません。
入社後は同期との競争です。
嫌気がさしてくるかもしれませんが、事実です。
あまり気を緩めないように頑張ってください。
就活が思いやられる・不安なあなたへ
就活と聞いたら「やりたくない」、「辛い」というイメージがあるのではないでしょうか。
私も当時は、このような思いを抱えて就活していました。
そんな自分の経験から、当時の自分にアドバイスするつもりで、あなたに伝えたいことを以下にまとめておきますね。
就職できなくても別に良い
就活は長い人生の中のちょっとしたイベントです。
大学生のうちに就職できなくたって、もっと言うと、目的によっては就職なんてしなくても別にいいんです。
「周りがやっているから」、「何となく不安だから」、このような気持ちで就活に取り組んではいませんか?
就職の目的がお金なら、アルバイトの収入でも十分生きていけます。
気休めで言っているわけではないですよ!
事実です。
もう一度、あなたが就活をしている理由を見つめなおし、できる範囲で努力をしてください。
周りを気にしない
周りの人は、言うほどあなたに興味ありませんので、周りからどう思われるかなんて気にしなくていいです。
家族はともかく、あなたの周りの人間は、あなたが就職しようがしまいが関係ありません。
あなたの友人が就職しなかったとしても、友人との関係は特に何も変わらないし、特に何とも思いませんよね。
なので、周りからどう思われるかなどは、気にしないようにしましょう。
悪いプライドは捨てる
プライドを持つことは大切です。
ただそれは、自分を成長させられるプライドに限ります。
「向上心を刺激するプライド」、「諦めない心をキープさせられるプライド」は良いプライドなので、持ち続けましょう。
一方、悲観的になったり落ち込んだりする、自分の足かせになるような悪いプライドは捨ててしまいましょう。
半分は運
選考で落とされても、あなたの価値観や人間性を否定しているわけではありません。
就活が上手くいかず、悲観的になり、自分を責めることはやめてください。
いくら頑張っても半分は運なので、縁がなかったと思いましょう。
就活のプロを頼る
あなたは、就活エージェントというものをご存知でしょうか?
実は就活を無料で支援してくれる就活のプロがいます。
それが「就活エージェント」です。
就活エージェントについては、この後の「圧倒的有利かつ効率的に就活を進める方法」で詳しく解説しますね。
圧倒的有利かつ効率的に就活を進める方法
あなたは、就活エージェントというものをご存知でしょうか?
実は就活を無料で支援してくれる就活のプロがいます。
それが「就活エージェント」です。
就活エージェントを利用することで、就活に関するすべてのことを無料でサポートしてくれます。
全て完全に無料です。
1人で就活をするには限界があります。
考えてもみてください。
「あなたに適した業界や職種、または企業を、たった1年ちょっとの就活期間中に見つけられると思いますか?」
世の中には何千、何万もの企業が存在します。
しかしあなたが就職する企業はたった1つの企業だけです。
はたして、1年程度の限られた期間で、あなたに最適なたった1つの企業を見つけられるでしょうか?
答えはNOです。
しかし、就活エージェントを利用することで答えがYESになります。
就活エージェントは、あなたに適した業界や職種、企業を就活のプロが厳選して紹介してくれます。
さらに、ES・履歴書の添削や自己分析の手助け、エントリーの代行や面接対策まで、すべてを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
また、どんなに些細な悩みにでも親身になって相談にのってくれますので、「就活を始めたいけど何をしていいかわからない。」という場合でも全く問題ありません。
そんな、めちゃくちゃ便利な就活エージェントですが、実は世の中には多数の就活エージェント企業が存在します。
そこで、どの就活エージェントを選んだらいいかわからないあなたのために、あなたに最適な就活エージェントの選び方について記載した記事を作成しました。
ちなみにですが、この記事を完成させるために約半年の月日を要しました。(笑)
ただでさえ就活では時間がないので、エージェント選びで苦戦していては本末転倒ですからね。
ぜひ活用してください。
あなたの就活の力になれることを心から願っています。
いかがでしたでしょか?
就活に対する理解は深まりましたか?
また、就活に対する考え方は変わりましたか?
本記事を読み、1人でも多くの就活生が前を向いて歩きだせることを心から願っています。
あなたの就活がうまくいきますように。
ご愛読ありがとうございました。