いろいろな方法を知りたい!
本記事の内容
今回は「自己分析のやり方」について解説します。
あなたは自分の長所や短所を知っていますか?
はたしてそれは、他人から見てもそうでしょうか?
自己分析をすることで、自分についてより深く知ることができます。
では、なぜ就活で自己分析をする必要があるのでしょう?
今回はその理由とやり方について、詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次(クリックできるよ!)
自己分析のやり方
自己分析の目的は、「就活の軸を知るため」と「自分のことを相手にわかりやすく伝えるため」です。
まずはそれを頭に入れておいてくださいね。
では、自己分析のやり方について解説していきます。
STEP1 過去の経験を書き出す
高校1年生から大学3回生までに、「頑張って打ち込んだこと」や「頑張って取り組んだこと」を、以下のように書き出します。
- 高1 → 友達作り、環境に慣れる
- 高2 → 文化祭委員、生徒会
- 高3 → 生徒会、友人と遊ぶ
- 大1 → 友達作り、環境に慣れる、アルバイト
- 大2 → 100円ショップのアルバイト
- 大3 → 塾講師のアルバイト、ブログサイト運営
STEP2 経験を掘り下げる
STEP1で書き出した経験をひとつひとつ深堀していきます。
時間軸が新しいものから、なぜ?なぜ?と自分に問い、深堀していきましょう。
次に、この深堀から見えた、「価値観」「長所」「短所」を書き出します。
- 価値観 → 人の役に立ちたい
- 長所 → 人の悩みに対して親身になれる、相手の悩みに気づける、自分を発信している
- 短所 → 特になし
これを、STEP1で書き出した経験すべてに行ってください。
- 価値観 → 人の役に立ちたい
- 長所 → 指導力がある
- 短所 → 特になし
- 価値観 → 人の役に立ちたい
- 長所 → 協調性がある、期待に応えられる
- 短所 → 積極性がない、意志が弱い
今回掘り下げるのは3つまでにしておきます。
STEP3共通する価値観を見つける
STEP2を行うと、あなたの経験に共通する価値観が見えてくると思います。
私の場合、「人の役に立ちたい」という価値観が見えました。
これが「就活の軸」です。
STEP4自己PRのために自分なりのキャッチフレーズをつくる
私の場合、自己分析をして「相手の悩みに気づける」という長所を知りました。
しかし、相手の悩みに気づける人は世の中に山ほどいますので、自分なりのキャッチフレーズを作ります。
例えば、
こんな感じで自分なりの言い方に変えちゃいましょう。
STEP5自己分析ツールを使う
さらに、自己分析ツールを使い、自身のまだ知らない長所や短所を知ります。
自己分析ツールの診断から得られた結果と、深堀した経験を交えて考えることで、就活の軸をより明確にしていきます。
自己分析ツールは「キミスカ」がおすすめです。
「キミスカ」は、自分のストレス耐性や価値観傾向なども探れます。
その他にも、「OfferBox」や「dodaキャンパス」もおすすめです。
複数の適性検査を利用すれば、診断の精度が上がるので、最低でも今紹介した3つはやっておきましょう。
その他有名な自己分析方法4選
先ほど解説した自己分析の方法は、私独自の方法ではありますが、「自分史」という方法に近いものです。
その他の有名な自己分析の方法について解説していきます。
より深く自己分析を行いたい方は、参考にしてください。
ライフラインチャート
引用元:https://job.rikunabi.com/contents/howto/9268/
ライフラインチャートは、時系列に沿って、感情が上下した印象深い出来事とその時の思いを書き出す方法です。
どういうときに感情が動き、どう思うかを知ることによって、自分のやりたいことや原動力を知ることができます。
マインドマップ
引用元:https://rebe.jp/column/detail/923/
マインドマップは、頭の中の思考を整理するのにもってこいです。
キーワード(上記では自分)から連想するものを放射線状に書き出していきます。
普段の自分を簡単に可視化することで、より明確に理解することができます。
ジョハリの窓
引用元:https://www.og-labo.com/2020/03/31/johari-window/
ジョハリの窓は、自分の気づいていない性質を知るためのものです。
友人や家族に、「主体性がある」、「積極性がある」、「リーダーシップがある」、「発想力がある」、「向上心を持っている」、「責任感がある」などの性質の中から、自分はどれに当てはまるか答えてもらいます。
あとはそれを、適切な位置に書き出します。
他人に聞くことで、より本当の自分を知ることができます。
他己分析
他己分析もジョハリの窓と同じで、客観的な意見を知り、新しい自分に気づくために行います。
家族や友人に、自分についての質問に答えてもらいます。
具体的には、
- 第一印象
- 長所・短所
- 自分との思い出の中で、印象に残っているエピソード
- 向いていそうな仕事
このような質問に答えてもらいましょう。
自己分析で注意するポイント
自己分析で注意するポイントを解説します。
今のあなたの価値観を大切にする
自己分析のやり方では、大学時代の経験に加えて、高校時代の経験も深堀しました。
自分自身をよく知るために高校時代の経験も深堀しましたが、自己PRや志望動機を書くときは、高校時代より大学時代の経験・価値観を重視してください。
短所も裏を返せば長所に
自己分析で見つけた短所は、一見短所にみえても言い換えれば長所として捉えられます。
- 一人で黙々と作業できない → 仲間と協調して作業できる
- 周りと協調できない → 一人でも課題を解決できる
このように、短所は長所に言い換えられるので、短所しか見つからなくても落ち込まないでくださいね。
自己分析を業種・業界・職種・企業研究や自己PRにつなげる
自己分析をした後は、業種・業界・職種・企業研究や自己PRにつなげていきます。
自己分析から自分に合った業種・業界・職種・企業を考える
自己分析から、「自分はどのように働きたいか」を考えます。
立ち仕事がいいのか、デスクワークがいいのか、夜勤がいいのか、働き方はいろいろありますよね。
自分が、どのような職場でどのような仕事がしたいのかを把握し、業種・業界や職種、企業について考えることで、入社後のミスマッチを防げます。
自己分析から自己PRにつなげる
自己分析で得た長所や短所から自己PRを作成します。
自己PRはガクチカと一緒だと思っている方をよく見かけます。
よく似ていますが、この2つは全くの別物です。
自己PRは、「何ができて、それを企業でどう活かすのか」を伝えるものです。
企業が求める能力やスキルを知り、それと一致する長所や短所(裏を返せば長所)が発揮されている経験を用いて自己PRを作成します。
ご愛読ありがとうございました。